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肝内胆管がん…逆行性胆管炎も落着いて、元気に8年経ちました。(´∀`)・・・今度は原発不明がん?ケトン食 実践中
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なんか本でも読もうかなとアマ○ンで探していたら
こんなタイトルの本を見つけてしまい・・・・最近の医療分野で何が起こっているのか幅広く解説してる本で思わず買ってしまいました。w


まぁね、いろいろ自分の治療費の事やら保険の事とか調べてる過程でなんとなく分っていたんですけど、これ読んでみたらニュースで知ったことやら何年か前から不思議に思ってた事なんかが・・・
まとまっててですね・・・なぁ~るほど!って感じ。
でもちょっと大げさだったり曖昧なところもあるかもですが・・・


国民健康保険って保険料の支払い能力があっても支払わない人は最初から「資格証明」でも良いんだと思うけど、これだと当然、保険対象での医療は受けられない。問題は、殆どの人が支払いたくても高額すぎて支払えないのが現状だと思うんだけど・・・資格証明=後から申請すれば戻る

子供の医療費が無料になったって聞いたけど、あれって無条件に無料なんだろうか?最近も頻繁に変わってるから良く分んないなー。
どっちにしても子供ぐらい無条件にしてもらいたいよ。


世界的にみると、高齢者が多いのに日本の医療費はぜんぜん高く無いみたいです。「いつでも誰でも好きな時に病院に行かれる」日本の医療システムは結果的に早期治療で低い医療費で高い効果を実現てるみたい。
日本の医療費先進7カ国でも低いんだそうです。素晴らしい!! 

でも実の所、背景には日本の医師不足があったりする。医者が少ない=人経費が少ない。 赤ひげ先生みたいなお医者さんやマザーテレサみないた看護師さん達のおかげで支えられてるんですね(´;ω;`)


WHOの2000年の総合評価で日本は1位、乳児の死亡率が一番低いのは「日本」、健康寿命も男女共に1位は「日本」。平均寿命は女性で1位「日本」男性は3位。2003年度のも1位らしい。

市場原理主義を医療に持ち込んでいるアメリカ医療費は一番高いんだけど、同じくWHOの健康達成度の総合評価は15位、乳児死亡率25位だそうです。

なのに日本政府はアメリカの後追いをしてる傾向が高いらしい・・・
とりあえず国の負担を減らして医療分野での民営化、商業化が進んでいるのだそうです。こういうのって、利点もあるから全部否定しようとは思わないけど、とりあえずも国の負担を軽減することから始まっているってのが納得いかないよね。


しかも一番驚いたのは、本のタイトルにある様に・・・
65歳以上の人達対象で生活保護を受けようとしても「要保護者世帯向け長期生活支援資金」とかいう名称で「リバースモーゲージ制度」が導入されたんだって(Θ_Θ) 今までは、資産価値2,300万円以下であればそのまま生活保護が受けれたのにこの制度だと資産価値500万円以上なら対象にされちゃうらしい。

例えば表価格500万円の戸建だと借入れ可能なのは70%程度、マンションだと50%程度で2、3年で限度額になってしまう・・・死亡するまで返済しなくても良いらしいって事は、そのまま住み続けられるのかなぁ?だけどこの時点で家が無くなるって事ですよね。そこから初めて生活保護適応になるって事なの?

でも人によっては(考え方によって)生活保護なんてあてにしたくないから可能な限りこういう制度を利用したいって思う人も居るかも。

まだ医療機関に対して義務化してうるワケじゃないらしいけど、高齢者医療保険料支払ってる人でも診療報酬制度のせいで定額制で6000円なんだそうです。6000円で受けられる医療ってどんなん?政府は高齢者に対する医療内容を限定的なものにしたがってるみたい・・・
ホームドクターを持ちましょうって勧めてるのは、複数の医療機関を同時に受診させない様な方向に持っていきたいらしい。

まぁこれも、普段は近所のかかりつけって別に悪いとは思わない。


なんかいつ頃からだったか外資系の保険で掛け金が低めでいろんなのが出はじまって日本の保険会社には同じ様な企画が無いのはなぜ?って疑問に思っていたんですけど、あれもアメリカからの圧力で日本政府が国内の企業に規制して海外の企業シェア拡大を手伝ってんだって・・・そういう事だったのかぁ・・・・

おそろしい小泉政権時代の改革・・・
年末に派遣切りなんて騒いでましたけど、この本を読んで感想としては
まさに国民を使い捨てにしようとしているんだと恐ろしくなってしまいました。 とにかく国は、取るだけとってお金だしたくない。




誰もが安心して暮らせる社会
(*注:健康で生産性のある方及び、資産家のみ対象w)


社会保障ってなんだっけ?www


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小泉さんと竹中さんw
目指すべき思想自体は悪い事じゃないんだけど、
規制すべきところと、そうではないところの線引きが
出来なかったのが最大の罪、、
な~~にが聖域無き構造改革だっちゅ~の。

ところでお医者さんの数の話・・・
医者の数の絶対数自体は決して不足に当たる数では
無いらしい。ただ、問題なのは必要な所に適正な数が
配置されていないことなんですよね。

産科医、小児科医の顕著な医師不足はメディアで度々
取りだたされてますものね、、少子化の問題と絡んで。

小泉改革の話で、大学病院研修医の研修先が自由に
選択できるようになった制度も、地方僻地の病院を
廃院に追い込んでる一翼を担ってるというし、それ
なしでも、特に地方病院の医師に進んでなる、、という
希望を持ってる人が少ないという現状がありますね。

こうなると、一律でなく絶対数の少ない科や病院の
お医者さんの給料を可変的にたんまりと乗せても
良いのではないかという、市場原理的な考えを導入
しようと唱える人もいますけども、そうなった時に
一番、現実問題(=金銭)で困惑するのは我々ですもんね。。。

景気浮揚の為に15兆円の補正予算・・・とか、やってる
ではないですか。確かにバラまきによる産業向けの
景気刺激策は、少なからずの効果と、受ける側のそれなりの
手ごたえはあると思いますけども、我々が生活する、
生きる上でそれ「だけ」で、いやそれ「だけ」が
本当にハッピーになる手立てなんですかね?

こういう時だからこそ、将来の為に投資するというのは
本当に使うべきところ、今使わなきゃいけない所に
「血税」を投じてもらいたいんですけどもね。

自動車や、家電や、高速道路が、私たちの健康を生命を
救ってくれるワケではないですから。
ゆっきぃ。 2009/05/27(Wed)09:34:41 編集
Re:小泉さんと竹中さんw
絶対数って日本全国の医師免許持ってる人の数の事言ってるのかな?
どうなんだろうね。やっぱり結果的に足りてないんじゃないのかなw
 
だって例えばドロップアウトしちゃった医者は開業してアンチエイジングとか美容系とかはじめちゃったらもう戻ってこないでしょと単純に思うんですけど。

医学生の募集人数まで規制しちゃってるだから・・・
最後まで達成する人数は入学者数と同じじゃないワケだし・・・

確かに研修医のこともそうだよね~!都道府県に丸投げしちゃってお金出さないから地方の国立病院は成り立たなくなってる。

でも私みたいに地方の大学病院でしか受けられない治療があれば日本なんてそんなに広くないから東京に住んでるのにわざわざ行く患者もいるョwww
これで落ち着くまでどんだけ犠牲者が出るんだろうと思うと心が痛いです。
OSPF65 2009/05/27 21:40
ご精読頂きまして、ありがとうございます
ご精読頂きまして、ありがとうございます。
リバースモーゲージに関して、不明確な部分があり、すみません。ここで答えさせて下さい。

編集中に調査してみた範囲では、同制度は地方自治体ごとに若干異なりますが、基本的には限度額に達した後も、その家には住み続けられます。

しかし、借入額(=この場合限度額)に対する利子の支払いが始まります。利率は長期プライムレートか3%の低い方ということなので、現在では低率です。したがって名義はなくなるが、ほぼ無料か安価で住み続けられるのです。

しかし、生活保護は貯金があるとダメなので、まずは貯金を使うことになります。また、家を修繕する場合でも、役所に相談・報告することになる可能性が高いと思います。

家の所有者でもなくなり、貯金もなくなった場合の不安&精神的苦痛は大きいと思います。たとえ住み続けられても、この点は大きな問題だと思いました。

また、子供がいても、多くの場合、親に仕送りできず、そのため無年金の老人の多くが生活保護になるのですが、家がなくなると、残酷なことですが、ますます子供の援助はなくなると思います。この点も不幸なことだと思います。

暗い話で恐縮です。
最後になりましたが、お体について、どうぞお大事になさって下さい。
日経出版社、藤原 2009/05/28(Thu)18:27:23 編集
Re:ご精読頂きまして、ありがとうございます
>ご精読頂きまして、ありがとうございます。
>リバースモーゲージに関して、不明確な部分があり、すみません。ここで答えさせて下さい。
>
>編集中に調査してみた範囲では、同制度は地方自治体ごとに若干異なりますが、基本的には限度額に達した後も、その家には住み続けられます。
>
>しかし、借入額(=この場合限度額)に対する利子の支払いが始まります。利率は長期プライムレートか3%の低い方ということなので、現在では低率です。したがって名義はなくなるが、ほぼ無料か安価で住み続けられるのです。
>
>しかし、生活保護は貯金があるとダメなので、まずは貯金を使うことになります。また、家を修繕する場合でも、役所に相談・報告することになる可能性が高いと思います。
>
>家の所有者でもなくなり、貯金もなくなった場合の不安&精神的苦痛は大きいと思います。たとえ住み続けられても、この点は大きな問題だと思いました。
>
>また、子供がいても、多くの場合、親に仕送りできず、そのため無年金の老人の多くが生活保護になるのですが、家がなくなると、残酷なことですが、ますます子供の援助はなくなると思います。この点も不幸なことだと思います。
>
>暗い話で恐縮です。
>最後になりましたが、お体について、どうぞお大事になさって下さい。
>




日経出版社、藤原 様
コメント及び補足情報、どうもありがとうござます!(o^∀^o)
私も、この日記を書いてから更にいろいろ考えてしまって・・・・

例えば、夫婦だった場合、病気になった人が家の名義人であれば、残された家族はそれこそ一文無しの家無しで受け入れ先はあるんだろうか?とかいろいろ疑問が出てきてしまいました。

自分も高齢の父を通じて垣間見た介護の実態や、自分が病気になって疑問に思った事が沢山あって、問題が大きすぎちゃって難しいです。こちらの本は全体像を把握するのに読んで良かったと思いました。またこんなテーマの本を出してくださいね。
楽しみにしています。
OSPF65 2009/05/28 22:19
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